2013年08月05日
シラスナブラ対策
釣り上げたスマガツオは、大量のシラスを吐き出しました。
先日、face book に、
『シラスがベイトでも、ルアーとアクションを合わせれば、釣れます!』 と書いたところ
大変な反響(メッセージでの問い合わせ)がありましたので、
シラスナブラ攻略の基本2つを説明します。
① シンキングペンシルでの攻め方
できるだけ透明感があり、飛距離を稼げる物を選択します。
私が使っているのは、HONEY TRAP 70S 寄宮釣具オリカラ 『泡 盛 』
シラスナブラ対策に作ったルアーと言っても過言ではありません。
「キャスト→着水」 空中でのラインスラッグをサミングで抑えて、着水即リトリーブできるように
します。
「着水→リトリーブ」 リトリーブスピードは、超ファーストリトリーブで、水面をスキッピングして
もOKです。
「ストップ or トウィッチ 」 超ファーストリトリーブの途中で、ストップを一瞬入れるか、
トウィッチをします。
喰いついてくるタイミングは、ストップさせて一瞬ルアーが横を向いた瞬間もしくは、
水面から少し沈んだ瞬間が多いように思います。
あと、ストップやトウィッチから超ファーストリトリーブに戻した瞬間がHITチャンスです!
実質、40m~50mキャストしてHITさせるチャンスは、2回か3回程度です。
② ミノーでの攻め方
こちらも飛距離を稼げるルアーじゃないと厳しいです。
そして、水面に飛び出さない事が、キーワードになります。
「キャスト→着水」 シンペンと同じく、着水即リトリーブできるようにします。
「着水→リトリーブ」 こちらシンペンと同様で、魚にルアーを見せないくらいの速さで
リトリーブします。
※ここで重要な事は、水面からルアーが飛び出さない事です。
私が使っているルアーは、魚道 Survivor 70 各色
超ファーストリトリーブでも水面下10cm~30cmくらいをキビキビと泳いでくれます。
「ストップ or トウィッチ」 シンペンと同様ですが、シンペンより短時間です。
喰い付くタイミングも、ほぼシンペンと同様です。
こちらのHITさせるタイミングは、シンペンより少なく、40m~50mの飛距離で、約1回です。
シンペンの使い方とミノーの使い方で矛盾する事がありますよね?と、質問を受けます。
水面から飛び出す事と、飛び出さない事です。
これは、シンペンの場合、リップが無いので、抵抗が少なくクイックに動かせる事ができる事。
ルアーが水面に飛び出し、横向きなどになっても抵抗が低く、スピードを変えずにリトリーブを
できる事が重要です。
逆に、ミノーは、水面から飛び出してしまうと、水を掴み泳ぐまでロスタイムができる事。
横向きになった場合、数秒止まってしまう事などの不具合が出ます。
なので、シンペンは水面から飛び出してもOKで、ミノーは飛び出したらNGなんです。
えっ!この子ですか?
昨年発売された 弾丸sobat 80 潮見スパークル です。
HONEY TRAP 70S よりも飛距離があり、リトリーブ時も安定して泳ぐルアーです。
見た目はミノーですが、中身はヘビーシンキングペンシルで、
浮き上がり防止と泳ぎを安定させるために小さなリップが付いていると考えて良いと思える
シラスナブラに万能型のルアーです。
どこかの街で売れ残っている物を見つけたら、まとめ買いをオススメします。
魚種別では、
スピードが早い、スマガツオ、イケガツオなどには、①も②も有効な場合が多いです。
オニヒラアジ、カスミアジなどのヒラアジ系の低速~中速のナブラには、
①のシンペンの方が有効な場合が多いです。
最後に・・・
ベテランの方々は、すでにお気づきと思われますが、シラスナブラ対策とは、
リアクションバイトを狙う釣り方であり、リアクションバイトさせるため楽に使えるルアーを
探し出す事が1番重要なポイントになります。
フエフキ鯛ねらいのように、魅せて誘って喰わせる釣りではありません!
Posted by ima fanatic at 12:51│Comments(0)
│ima Lure